夜勤が辛い理由

看護師の仕事をしている方の多くは、夜勤勤務があると思います。「夜勤がなければ、良いのに」と感じている方もいるでしょう。夜勤勤務があれば、夜勤手当がつきますから、その分収入を上げることが出来ますが、「収入は下がっても良いから、夜勤がない方が良い」と感じている方も多いでしょう。

では、どうしてこんなに夜勤が辛いと思っている看護師が多いのか、その理由をご紹介しましょう。まず、夜勤の際には「それほど、仕事はないだろう」と思っている方もいると思いますが、夜勤では多くの仕事をこなす必要があります。病院によっては、かなり少ない人数で夜勤をこなしているところもありますから、一人にかかる仕事量はとても大きなもの。責任もありますから、緊張感を持って仕事をするため、「夜勤が終わると、ぐったりとしてしまう」という方も少なくありません。病棟によっては、夜勤の間に何十回ものナースコールを対応しなければいけませんから、体力も使うことになります。ナースコールで動いている間に出来なかった仕事は、更に残業をしてこなすことになりますから、勤務時間も長くなり、疲労度も大きなものとなってしまいます。こういった大変な仕事となるため、夜勤が辛いと感じている看護師の方が多いということ。

「夜勤は、出来るだけ避けたい」と考えている方もいると思いますが、体調を壊してしまった場合には夜勤勤務のない職場へと転職する方法も視野に入れる必要があるでしょう。体調を壊してしまえば、その後の転職すらできなくなってしまいますから、無理をせずに、自分の体調と相談しながら仕事を進めていく必要があります。体調がおかしいと感じた時には、早めに上司などに相談してみると良いですよ。相談することで、夜勤回数を調節してもらうことも出来るでしょう。